萌え家電(家電が家族になる日)

 

家電おけるスペック競争の時代が終わり、家電には「心」が求められているという、新たな視点がとてもユニークな本。果たして近い将来、家電は我々の『家族』となりえるのか?スクリーンショット 2015-07-30 5.54.15

商品の説明

スペック重視の時代は終わった。
ユーザーの「心」に訴える家電が未来を変える!

家電に「スペック」ばかりを求める時代は、終わりつつある――!?
これからは、もっとインターフェース(人との接点)を高めた家電、
すなわち、ご主人様のためにけなげに働く「可愛い」「やさしい」「いつも側にいてわかってくれる」
——萌え要素を装備した家電が、暮らしを変えていくだろう。 「あんたのために掃除してあげたわけじゃないんだからね!」とツンデレ化する掃除機など、なんの役にも立たないと思えるかもしれない。
しかし、その背景には、日本人の擬人化文化、急速に進む住宅のスマート化、
激変しつつある人とAI(人工知能)のつき合い方など、多種多様なことがらが関係しあっているのだ。
使いもしない高機能よりも、愛せるかどうかで家電を選ぶようになる日は、もうすぐそこまで来ている。
出版社からのコメント
まずは次ページの写真(※亀の甲羅のカバーをかけられたRoomba)を見てほしい。これは、ロボット掃除機として有名なiRobot社の「Roomba」(以下ルンバ)のなれのはてである。繰り返すがルンバは掃除機である。
しかし、このカバーをかけた人は、ルンバのなかに、何か掃除機以上のものを見出している。
ペットの代わりなのか、それともゲームが好きすぎる御仁なのか。こんなものが室内を走りまわっていたら、ジャンプして踏みたくなること請け合いである!ルンバの愛玩化は圧倒的な広さを持っているので、本書では繰り返し語りたいと思う。

次に見ていただきたいのは左の図である。これは何かというと、画面内のキャラクターに話しかけると家電が操作できるというものである(神戸大学大学院システム情報学研究科・中村研究室の祖田心平氏が開発)。
これまでもCGの人に話しかけていろいろサービスを受けるシステムはあった(コンシェルジュと呼ばれている)。しかし、このシステムの特徴はなんといってもそのコンシェルジュが日本の誇る二次創作キャラクター、「初音ミク」だということだろう。
画面内の初音ミクに対して、「ミクちゃん、カーテン閉めて」というと、初音ミクは「カーテンを閉めます」と答えて、現実世界のカーテンが閉まるのである。ライトや扇風機も同様である。「全部消して」といえば、複数の家電を同時に操作して電気も消してくれる。…(中略)

こういった風潮をひと言でいえば、家電の実現するものが、家事よりも大きな世界に広がりを見せてきたということなのだ。これは言い換えれば、家電に「仕事じゃないこと」を期待するユーザーが出現してきたともいえる。
家電は何がしかの機能を提供するのみならず、その「インターフェース」(人との接点)の重要度が増しすぎた結果、これまで人間関係において観察されてきた「親しみ」や「ユーモア」、もっといえば「萌え」や「愛情」のようなものまで家電の文脈で語られるようになってしまったのだ。…(中略)

本書では、まずこのような最新の家電のインターフェースの事例をいろいろと紹介した後に、それを技術的に支えている要素について見ていく。ロボット史や萌えキャラ事例に寄り道しながら、次に、家電と接する人間の側に光を当て、「どうして家電を擬人化してしまうのか? 可愛いと思ってしまうのか?」について、擬人化にまつわる研究成果などを参考にしつつ考える。
最後に、家電の未来がどうなるのかについて、私見を交えながら語ってみたい。(「はじめに」より一部抜粋)

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内容(「BOOK」データベースより)
家電に「スペック」ばかりを求める時代は、終わりつつある―!?これからは、もっとインターフェース(人との接点)を高めた家電、すなわち、ご主人様のためにけなげに働く「可愛い」「やさしい」「いつも側にいてわかってくれる」―「萌え家電」が、暮らしを変えていくだろう。その背景には、日本の擬人化文化、住宅のスマート化、激変しつつある人とAI(人工知能)の付き合い方など、多種多様な要素が関係しあっている。
著者について
大和田 茂(おおわだ しげる) 学生時代はコンピュータグラフィクスの研究を行う。2005年より株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所に勤務。「インタラクティブ不可能物体」「ゼリープリンター」「コミュニケーション・トイレ」等、一発ネタ的なシステムをつくっていくなかで、2011年に「萌家電」を発表してからは家電ネットワークに専念。さまざまな家電アプリケーションの開発を手がける一方、一般ユーザーの家電関連開発コミュニティの支援や体験会なども積極的に行っている。博士(情報理工学)。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大和田/茂
学生時代はコンピュータグラフィクスの研究を行う。2005年より株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所に勤務。2011年に「萌家電」を発表してからは家電ネットワークに専念。さまざまな家電アプリケーションの開発を手がける一方、一般ユーザーの家電関連開発コミュニティの支援や体験会なども積極的に行っている。博士(情報理工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

登録情報

新書: 200ページ
出版社: ディスカヴァー・トゥエンティワン (2015/6/25)
言語: 日本語
ISBN-10: 4799316877
ISBN-13: 978-4799316870
発売日: 2015/6/25
商品パッケージの寸法: 17 x 10.8 x 1.2 cm

 

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