視覚障害者の方々にとって、盲導犬は安心して外出するための重要な存在となっています。
しかし、ライフスタイルや動物アレルギーなど様々な理由により、必ずしも盲導犬を活用できるとは限らないのだそうです。
これはラフバラ大学が開発中のハンドヘルドロボット「Theia」の動画です。
Theiaは、盲導犬の代わりに、歩行者や車などの周囲の環境をリアルタイムで把握し、目的地までのルートを案内します。
これは、自動運転技術に使われるLidarセンサーとカメラを使って、周囲の環境を3次元画像としてキャプチャする仕組みによるものなのだとか。
最終的には、視覚障害者の方でも一般の人々と同じくらいのペースもしくは、それ以上に速くルートを移動できることを目指して開発が進められているそうです。
近い将来は、Theiaによって視覚障害者の方々も安心して一人で外出を楽しめるようになるかもしれませんね。