猫型の配膳ロボットが全国各地で拡大中です。
ガストやバーミヤンを経営する「すかいらーくホールディングス」が約2000店舗でロボットを導入することを発表しました。
すかいらーくが導入するのは、Pudu社の配膳サービスロボット「BellaBot(ベラボット)」です。
BellaBotは、案内、配膳、下げ膳が可能な自律移動するロボットであり、既に世界60カ国で活用されています。
天井に設置したマルシール型の誘導マーカーロケーションコードによって位置を把握して各テーブルなどに移動する仕組みです。
猫型で表情豊かな可愛いロボットが接客するので、女性や子供に大人気なのだとか。
3Dセンサーで障害物を感知するだけでなく、床の状態などに合わせた自動調節可変サスペンションを搭載し安全に移動しながら自動で仕事をこなします。
しかも1回の充電で12時間以上も動くという働き者。
ですから、人手不足が懸念される飲食業界では、労働環境やサービスの改善に非常に役立ちそうです。
また、新型コロナウィルスの感染拡大によって、非接触型のサービスに注目が集まっているため、まさに今の時代に適していると言えます。
すかいらーくでは、2022年末までに配膳ロボットを導入する予定ということで、あなたのお近くのお店でも見かける日が来るかもしれませんね。