「自動運転車」と聞くと、最初から自動運転専用の車両として作りあげられていると思いませんか?
ところが、このような「後付け」の自動運転システムによって自動運転の実証実験が行われているのをご存知でしょうか↓
これは、埼玉工業大学による「後付け自動運転システム」を搭載したバスによる実証実験の動画です。
一般的なバスの車輌を使用し、6つのライダーやGPS、GNSS、カメラ画像解析を組み合わせたシステムを後付けして自動運転を実現しているそうです。
近頃は、人手不足となっているバスの運転手さんたちの人員確保だけでなく、ドライバーの判断ミス、居眠り運転などによる事故の防止として自動運転技術には期待が高まっています。
このように後付けで自動運転が導入できれば、新たな車両を準備する必要もないので、導入のための費用も少なくて済むのではないでしょうか。
まだまだ特定のコースに限定した実証実験が行われている段階ですが、今後、バスの自動運転が普及すれば交通の便が良くない地方のバス路線も運行本数が増えたりするかもしれませんね。